なまえ
あなたは、どれだけの花の名前を知っていますか?
あなたは、どれだけの草の名前を知っていますか?
あなたは、どれだけの雑草の名前を知っていますか?
あなたは、どれだけの雑木の名前を知っていますか?
あなたは、どれだけの木の名前を知っていますか?
杉、桜、梅、松、銀杏、欅、椎、樺、それからそれから。。。
「その木はただの雑木です。」
「その木に名前がないわけではありません。名前を知らないだけです。」
「その木はただの雑木です。」
「ただの雑木とは何でしょうか?」
「特徴のない木です」
「特徴のない特徴とは何でしょうか?」
「あなたは、この木の名前を知っていますか?」
「この木の名前は知りません」
「この木の名前を知らないのはなぜですか?」
「名前を知ろうとしないだけなのです。」
「なぜ、名前を知ろうとしなかった木の、名前を知ろうとするのですか?」
「花が満開に咲いたからです」
あなたは、どれだけの木の名前を知っていますか?
杉、桜、梅、松、銀杏、欅、椎、樺、それからそれから。。。
トウヘンボク!
「名前を知るとは何ですか?」
「名前で分類するのです。」
「なぜ分類するのですか?」
「名づけるとは何ですか?」
「名前で分別するのです。」
「なぜ分別するのですか?」
「名前を知らなかった時の
トウヘンボクと、
名前を知った後の
トウヘンボクは
どこが違いますか?」
「このどんぐりの名前は何ですか?」
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【 given name 】【満開のトウヘンボク】#150522
栴檀(センダン)の別名、トウヘンボク。花は、古名「アフチ」(=「淡い藤」)の語源であると同時に、樗色(おうちいろ)として親しまれているという。
一方で「この材は古来罪人を梟首するに用いし故にこの材を用ゆることを嫌う人多し」(大日本有用樹木効用編)また、「日本では梟首に使われて悪木とされるが、インドではこの木に邪気を払う力があると信じられている。この俗信が中国を経て日本に伝わり獄門台に使われ始めたのだ」(紀州田辺の生物=南方熊楠の新聞連載随筆)
引用元: http://www.jugemusha.com/jumoku-zz-sendan.htm
罪人の首をこの木に掛けし事は源平盛衰記などにあり」としている。斬首処刑された首を晒す、いわゆる獄門台の材として用いられたそうである。そこからセンダンを庭に植えるのを嫌う人もいるという。なぜそのような習慣がうまれたかについては、南方熊楠が新聞に連載した「紀州田辺の生物」という随筆のなかで説明している。「日本では梟首に使われて悪木とされるが、インドではこの木に邪気を払う力があると信じられている。この俗信が中国を経て日本に伝わり獄門台に使われ始めたのだ」という。